【読んだ本】「嫌われる勇気」岸見一郎、古賀史健

現在ドラマも放送中で、話題になっている「嫌われる勇気」を読みました。

ドラマの感想も含めてレビューします。

読もうと思ったきっかけ

最近は、心身ともに自分自身を見直しています。

断捨離をすることは、過去の自分を振り返ることに繋がります。
健康を意識して生活することは、今の自分を見つめる作業でもあります。

 

「嫌われる勇気」は、発売当初から話題になっていることは知っていましたが、なんとなく読もうという気にはなりませんでした。

でも、人に嫌われることを怖がってあれこれ背負い込み、自分自身を苦しめているとずっと感じていたので、タイトルに惹かれて読んでみることにしました。

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他者の課題を切り捨てる

アドラー心理学の

「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題を分離していく必要がある

という考え。

 

これを断捨離に当てはめると

家族がどんどん物を増やしていて、本人も片付けたいといっているけれどなかなか片付けられない様子。
それを心配して、私が「もっと片付けたほうがいいよ!」「手伝ってあげるよ!」と言って手を貸す。

これは、他者の課題と自分の課題をごちゃ混ぜにしている状態です。

部屋を片付けたいと思って行動する(もしくはしない)のは家族自身の課題であり、冷たい言い方をすれば私自身には関係のないこと。
それを、自分にも関係があることだと思うことによって悩みが増える。

だから、家族の課題にとやかく口を出したりしなくていい!

うまくたとえられませんでしたが、ふわっと説明するとこういうことでしょうか。

 

自分が他者に対して、本音をきっぱり言ったとする。
それをどう受け取るのかは他者の問題なので、自分自身にはどうすることもできない(から、そこまで深刻に悩まなくていいよ)

というところ辺りが「嫌われる勇気」というタイトルに繋がるのかなと思います。

読みやすい本です

「嫌われる勇気」は対話形式でアドラー心理学について知ることができるので、文章は難しくなく読みやすい本です。

とっかかりとして良い本かなと思います。
もっと詳しく勉強したいと思うなら、また別のアドラー心理学の本を読むと良いかもしれません。

 

他にも、

あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから

「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。

など、グサリとくる人にはくる内容が盛りだくさんです。

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ドラマの感想

毎週木曜日の22:00から「嫌われる勇気」のドラマが放送されています。

主人公は刑事で、アドラー心理学を体得しています。
周りの人たちにアドラー心理学の名言をズバズバ言いながら、事件を解決していくという内容。

ドラマのセリフの中で、本の「嫌われる勇気」の太字になっているところが出てくる感じです。

 

本を読まずにドラマを見た人は、本を読んでもっと理解を深めるといいと思いますし、本を読んだ人はドラマを見ることで実生活にアドラー心理学を当てはめやすくなるかなと思います。

 

ドラマを見ていると、アドラー心理学を実践するのって難しいだろうなーと感じます。
それこそ「嫌われる勇気」が必要なのかもしれませんね。

主人公も、最初は周りに疎ましく思われるんですよね。
だんだん理解されて、最終的には好かれるという、ドラマらしい展開もアリ。

周りの人の顔色ばかり窺って、窮屈な毎日を過ごしている人。
今の自分が嫌で嫌でたまらないから、変わりたいと強く思っている人。

そういう方におすすめの本です。

 

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