熱中症対策に、塩タブレットを買ってみました。
水分補給だけじゃなく、塩分の補給も大事。
味や効果についてのレビューです。
熱中症が怖いので、塩タブレットを買いました
最高気温35℃を超す猛暑日が続いています。
皆様、体調は大丈夫でしょうか。
私は暑さにとても弱いので、なるべく朝晩以外は涼しい屋内で過ごすようにしています。
汗をかいたらスポーツドリンクなどで水分と塩分を補給する必要がありますが、糖分が多いのでこまめに飲むのはちょっときつい。
塩辛い味が苦手なので、口の中にずっと塩味が残る塩飴も苦手です。
ということで、試しに塩タブレットを買ってみました。
塩タブレットとは?
私が購入したのはこちらです。
塩分はもちろん、クエン酸やカリウムも補給できます。
味はスポーツドリンクそのものという感じで、ラムネみたいでおいしいです!
サイズも大きめのラムネって感じ。
しゃりしゃりした歯応えがあります。
塩味のお菓子が苦手でも、これはおいしく食べられました。
そもそも塩タブレットって必要?
食事でとれる塩分量
普段の食事でも、十分に塩分を摂ることができます。
一日の塩分摂取量の目安は、男性8g、女性7gだそうです。
日本人の1日あたりの平均塩分摂取量
男性 ・・・・・ 11.1g
女性 ・・・・・ 9.4g
このように、普通の食事をしているだけでも、塩分は多すぎるくらいとれていることになりますね。
梅干しに含まれる塩分の食塩相当量は、1g~2g程度。
梅干しの種類によって違います。
お味噌汁に含まれる塩分の食塩相当量は、1.5g程度。
これも、濃さによって変わります。
朝食に、これらを食べるだけでも2.5~3.5gの塩分を摂取できます。
汗で出ていく塩分量
大量に汗をかくと、体内の塩分が不足し、熱中症の元になります。
汗でどれくらいの塩分が出てしまうのかは人によって違うのではっきりとした数字では出せないようなのですが、
汗のかき方によって汗に含まれる塩分濃度は異なりますが、約0.3%とすると500mlの汗には約1.5g・1,000mlなら3gの塩分が体外に出ていると考えられます。
夏は汗をかくから塩分をとった方が良い?(執筆者:管理栄養士・体育学修士 河谷彰子氏) – 生活の知恵をもとめて
こんな感じだそうです。
これも個人差がありますが、炎天下で激しい運動をしたら、一時間に1~2リットルの汗をかくそうです。
となると、多ければ食塩相当量で6gほどの塩分をとる必要があるということですね。
塩タブレットの出番は?
炎天下で長時間作業することがなく、通勤や買い物で外出して汗をかく程度なら、たくさんの塩分補給をする必要はなさそうです。
- いつもよりちょっと多めに汗をかいたとき
- スポーツドリンクが苦手
- スポーツドリンクの糖分が気になる
- 気軽に持ち歩いて塩分補給したい
- 塩分以外の成分も補給したい
- おいしいタブレット(ラムネ)を食べたい
こういう場合に食べると良いと思います。
夫が炎天下で長時間過ごす機会があったので、10粒くらい持っていってもらいました。
おいしかったので気に入ったとのこと。
熱中症も大丈夫でした。
私は、頻繁には食べずにどうしてもの時用に。
スポーツドリンクを毎日ちびちび飲んでいると、体にも歯にも良く無さそうなので、日頃の水分補給は水で。
あとは塩分多めの食事や、ときどき塩タブレットで補っていこうと思います。
皆様も、くれぐれも体調にはお気をつけください。