先日行った美容室で、美容師さんがあれこれ褒めてくれました。
褒められるのって気分が良いですよね。
仲が良いからこそ相手を貶(けな)して盛り上がるコミュニケーションもありますが、私はどうせならお互いの良いところを褒めあうコミュニケーションがいいなと思います。
美容師さんが褒めてくれた
先日、ヘアドネーションをした時に行った美容室。
初めて行った美容室でしたが、美容師さんがとても褒め上手でした。
「髪質が良いですね!」
「頭の形が綺麗ですね!」
といった感じ。
もちろん、美容師さんもお仕事ですので、営業トークであるということは理解しています。
それでも、褒め方がとても自然で、全く嫌味がなくて嬉しかったです。
その日は一日気分良く過ごせました。
うちの夫は貶すタイプ
仲が良い関係だと、相手を貶すコミュニケーションってありますよね。
「お前、バカだな~」(関西弁なら「お前アホやな~」)
私は、こういうコミュニケーションが苦手です。
中途半端に真面目な性格なので、冗談だとわかっていても「しんどいな~」って思ってしまいます。
しかし、一番身近な存在である夫が、この「貶すコミュニケーション」が好きなタイプなのです。
気心の知れた男友達に言うノリで、私にもつい言っちゃうそうです。
冗談だと私もわかっていますが
わかこってブ○だから~笑
わかこは色気がないもんね~笑
とか言ってくることがあります。
いや、わざわざ言わんでもええやんそんなこと!
って思っちゃうんですよねぇ。
夫は笑いながら
「冗談だよ!思ってないよ、そんなこと!」
って言いますが、
全く思ってもいないことだったら、発言として出てくるわけないですよね???
やめてほしいと伝え続けた結果
夫が私を冗談で貶してきたときは、なるべく反応しないようにしていました。
そんなこと言わないでよ~
なんて言うと、そこでコミュニケーションが成立してしまうからです。
時々、真面目に
「そういうこと言われるの苦手やねん」
「そんなこと言って、私が喜ぶと思ってるの?」
といった感じで返します。
悪い冗談には、あえて真面目に返すのが良いかもしれません。
そうやっていくうちに、夫は
「わかこは、貶されると傷つく。
こういう冗談を笑えないタイプである」
とわかってくれるようになり、今ではあまり貶してこなくなりました。
「貶されても嬉しくないから褒めてほしい」
と常々伝えていたので、夫はしばしば
わかこは可愛いね!
俺は本当に良い人と結婚したなぁ!!
と言ってくれるようになりました。
ご機嫌取り感は否めませんが、悪口言われるよりよっぽど良いですね。
冗談は、相手が笑ってこそ成立する
こういうことを言うと
「冗談が通じないやつは面白くない」
といった反応が返ってくることがあります。
付き合いにくい人だなと思われることもあるでしょう。
でも、冗談って、相手や周りが笑ってこそ成立するものだと思うのです。
誰か一人でもその場で嫌な思いをしていたとしたら、その場での親睦を深めようとするコミュニケーションは失敗していると思います。
冗談だと受け止められない方を悪いとする風潮は嫌だなぁ。
「冗談だ」って言えば、何を言ってもいいってわけじゃないしなぁ。
冗談は、円滑なコミュニケーションには必要なもの。
誰も傷付けることのない冗談を言える人が素敵だなと思います。
お世辞で褒め合う関係もまた白々しい感じがするので、先日褒めてくれた美容師さんのように、私も自然に相手を褒められるようになりたいなと思いました。
その他、夫とのコミュニケーションで心がけていることはこちら。