音や光、匂いなど外からの刺激に影響されやすいといわれるHSP。
私もHSPなのですが、そんな私が実践している人混み対策をご紹介します。
人混みがとっても疲れる
人が多いところに行くと、目から入ってくる情報は多いし、音もうるさいし、いろんな匂いがするしで、それらに反応してしまうととても疲れます。
特にHSP(Highly Sensitive Person ハイリー・センシティブ・パーソン)の人は、人混みが苦手な方が多いのではないでしょうか。
私は、人混みに行くと
- 人の流れが目に入ってきて酔う
- たくさんの人の会話やBGMが全部耳元で鳴っているように聞こえる
- その場所の匂いや道行く人の匂いを感知しやすい
- それぞれの人のバックボーンを想像して感情移入してしまう
これらを常に無意識に行なってしまうため、脳内で情報過多になって大変疲れます。
人混みに行くときにやること
疲れるとはいえ、人混みを完全に避けることはできないので、いくつかの対策をすることで少しだけ楽になりました。
1.メガネをかける
サングラスをかければ、目から入ってくる情報を減らすことができますが、夏の日中でもないのにサングラスをかけるのってちょっと恥ずかしい。
ということで、私は普通のメガネをかけています。
目に入ってくる情報量としては裸眼と全く一緒ですが、目の前に一枚レンズがあるだけでも外部と境界ができるような気がしてちょっと落ち着きます。
HSPと関係があるかどうかはわかりませんが、日光のまぶしさも苦手なので、UVカット入りのレンズのメガネにしています。
2.目を半分だけ開ける
目をしっかり開いて周りを見ると疲れます。
そこで、電車の中など座っていられる状況ではまぶたを半分閉じた状態にします。
完全に目を閉じてしまうと、今度は耳と鼻への刺激を強く感じすぎてしまうので、最低限は開けておくのがポイントです。
ボーっとできるので休まります。
3.音楽を聴く
耳からの刺激は、好きな音楽でシャットアウト。
外部の音は一応拾えるように、音は小さめで流します。
音楽の歌詞に集中すれば、外部の音は気にならなくなります。
歩きながらのイヤホンは危ないので、電車の中などで使える方法です。
4.飴を食べる
ミント系の飴はスーッとするので、周りの匂いが気にならなくなります。
人酔いしたときも、気持ち悪さがちょっと楽になるかも。
いつもポーチに何粒か入れています。
フリスクなどのミントタブレットでも良いと思います!
5.その場所に詳しくなっておく
人混みに疲れると、ちょっと休憩できる場所が欲しくなります。
私は、人の往来が少ないベンチや、ガヤガヤしていない喫茶店などで休みます。
休憩できそうな場所がなければ、トイレの個室に入るだけでも少し刺激から解放されます。
普段から行く場所であれば、自分なりの休憩スポットをいくつか見つけておくのが良いと思います。
初めて行く場所は、休めそうな場所を事前に調べてピックアップしておきます。
6.誰かと一緒に出かける
私は、これまでに挙げた対策で、多少の人混みは平気です。
でも、東京駅や大阪駅などの大規模なターミナル駅は苦手です。
苦手な場所は、誰かと一緒ならまだ楽です。
周りから受ける刺激よりも、そばにいる人との会話に集中できるからです。
苦手なところはなるべく避ける、避けられないなら対策する
苦手な場所には、わざわざ行かないに限ります。
休日のお出かけであれば、人が多い人気エリアを避けて、静かにゆったりできる場所や自然の多い場所に行くとか。
でも、日頃の通勤通学で人混みに行く場合はどうしようもないですよね。
安心できる行動やアイテムがあれば、少しは負担が軽くなって生活しやすいかなと思います。
あと、私は閉塞感が苦手なので普段は使いませんが、合う人にはマスクも良いのではないでしょうか。
嗅覚過敏対策になるし、顔の半分が覆われている安心感もありそう。
以上、私が行なっている人混み対策でした!